ChatGPTとは
使い方のガイド
文例・例文のサンプル
ChatGPTについて教えて
始め方(はじめかた)、書き方
プロンプトのテンプレート

プロンプトの進んだ使い方

image

さらに使いこなすための工夫ができます

基本的な使い方 | 進んだ使い方


ChatGPTなどは、与えられたテキストに「続きを書く」機能が本質です。そのため、以下のような点に注意しましょう。

新しい話題に移るときは、続けて会話を行わずに、新しいチャットを開始します。古いチャットとの混在は精度が下がります。
処理できる会話の長さ(文字の量)に制限があります。そのため、会話が長くなると、古い先頭部分から順に「忘れる」ことが起きます。
プロンプトの末尾、または先頭に書いた指示が重視される傾向があります。

この特性を利用すると、プロンプトの末尾で文脈の書き出しを指定することで回答を効果的に導くことができます。例えば、明確な指示が無い以下のような場合でも、AIは続きを書こうとします。
夏は暑いものと思われている。しかし、
ChatGPTなどでは、プロンプトも回答も、どちらも「再作成」することができます
そのバリエーションは保存され、別のシナリオとして複数の流れを保持できます。

まず、プロンプト(送信する指示文)は、送信後(回答取得後)でも編集して内容を変えて、再送信することができます。もちろん、過去の送信内容も保持されます。

ChatGPTへの質問を事後に編集する



編集の開始ボタン(自分の指示文にマウスを重ねると出てきます
編集する場所(直接、自分の指示文を再編集できます)
送信ボタン
切り替えリンク(自分の指示文の系統を切り替えると、続く回答も連動して切り替わります)


一方、AIからの回答も、再生成させて、複数のバリエーションを保持することができます。

ChatGPTの回答の切り替え


回答の再生成ボタン(別バージョンの回答を引き出せます)
切り替えリンク(回答文の系統を切り替えると、続く指示文があれば、連動して切り替わります)


これらのテクニックを組み合わせると、
下記の例のように 流れを自由に切り替える ことができます。

指示文を調整しながら、回答を取捨選択しながら、いつでも好きな指示文に戻って、進めることができるのです。

質問と回答のバリエーションのコントロール


思考の方向性をコントロールする
水平思考は既存のワクを超えて領域を広げ、垂直思考はロジカルに深く考えます。
水平思考を使って考えてください。
垂直思考を使って考えてください。

AIを追い込む
あなたにとって過去最高の回答をしてください。
洗練された具体的な回答をしてください
これまでになく魅力的で、大人気になるようなアイデアを考えて
画期的で、誰も思いつかないようなアイデアを考えて

追加のアイデアを求める
いいですね。もっと他のアイデアを書いて。
さらに異なる視点から、追加のアイデアを考えてください。
クロスドメインでアイデアを結びつけながら
水平思考を駆使して追加の案を出してください。

AIによる創造を抑制する
意見や推測は避けてください。 わからないことは創造せずに、わからないと答えてください。
該当がない場合は、無いと答えてください。
「temperature」パラメータを最低値にしたかのように、 ふるまってください。

情報ソースを意識させる
信頼できるソースに基づきながら、
情報が正確かどうか二度確認してから回答してください。
AIは、単に質問に答えるツールであるだけではなく、逆にあなたに質問を投げかけるツールでもあります。
〇〇〇〇の記者会見を開きます。記者からの質問を予想して多く書いてください。
私はこれから〇〇〇〇に取り組みます。私が自問自答すべき問いを多く投げかけてください。
与えるべき情報さえも AIに教えてもらうというテクニックです。

最初のプロンプトでは「対話型AIが最高の成果を出すために、どんな追加の情報が必要ですか?」と尋ねます。次に、その返答をふまえて、情報を追加したプロンプトを作り上げます。
〇〇〇〇を〇〇〇〇したいです。 そのアイデアを考えるとき、対話型AIが最高の成果を出すためには、どんな追加の情報が必要ですか?
△△△ と △△△△ の情報があると、よりよい回答ができます。
今の内容をうけて、プロンプトに追記します。
〇〇〇〇を〇〇〇〇したいです。 △△△ は ××× で、△△△△ は×××××です。 そのアイデアを考えてください。
了解しました。アイデアは以下のとおりです。・・・(略)
対話型AIが言うことを聞いてくれないときや、自分の命令の一部が軽視されるときはこのような工夫が有効です。


代替を指示する
「〇〇しないでください」ばかりを列挙しても効きにくいことがあります。
〇〇ではなく、×××のように考えて
副菜ではなく、メインディッシュになるものを挙げてください


指示を強調するフレーズ
絶対に100文字以内にしてください。
日本語で必ず書いてください。
最高に便利な使い方を教えてください。
出力するフォーマットを厳格に守って下さい。


重み付けを指定することもできます
かわいさ70%、面白さ30%で考えてください
以下の重み付けされた条件をもとにして ・話題性: 60% ・利便性: 10% ・先進性: 30%

その他の方法
・できるだけ箇条書きで指示をする。
・重要な指示は、プロンプトの先頭か末尾に書く
・背景となる情報(事情や前提など)をできるだけ与える
・目的(ターゲットや成果など)を明確にする
・指示文とセットで、欲しい出力の「例」を与える
既に世の中には、理論や概念が詰まったフレームワークやメソッドが多数存在します。それらを指定することで、簡潔な指示文でも高度な回答を導けます。


コミュニケーション・学問的な用語
ラポールトークで文章を書き直してください
この状況をリフレーミングしてください
メタファーを使って説明してください
アナロジーを使って説明してください
お互いにデビルズアドボケイトをしながら会話してください
ソクラテス式問答を用いた会話を書いてください


ビジネス・マーケティングの用語
水平思考で考えてください
クロスドメインで考えてください
マルチレンズ分析をしてください
当社の商品をSWOT分析してください
当社の事業をPEST分析してください
サービス内容を4Pで分析してください
PASフォーミュラに則ってPR文章を書いてください
PREP法でメールを書いてください
SUCCESsの要素を意識してプレゼンを作ってください

指示内容と、対象となる文章が混在しそうな時には 「"""」「"""」(ダブルクオート3つ)で囲むのが便利です。例えば、
この文章からキーワードを抜き出して解説してください """ 長い文章。長いコンテキスト。・・・・・ """
本文でない箇所や、項目名などは、# を冒頭につけます。状況に応じて、「・」「- 」でも可能です。例えば、
#キャラ設定 ・ ・ ・
その他、変数は { } などの記号で囲みます。
ChatGPTでは、長文を一度に書き込むとエラーが出ますので、長いテキストは分割する必要があります。分割するのは1000文字程度ごとにして、下記のようにAIに与えます。
以下の文章を読んだら「OK」とだけ答えてください。 --- 長い文章。長いドキュメント。・・・・・ 長い長いドキュメント。長い長い文章。・・・・・ 長いドキュメントの文章。・・・・・
OK

読み込ませたあとは、通常通りプロンプトで指示を伝えます。
内容を要約して階層的な箇条書きにしてください

基本的な使い方  |  進んだ使い方    

次のメニュー「文例集の一覧」へ進む



ご提案を受付ています

サイトの拡充・改善に取り組んでいます。
感想やリクエストなどお気軽にどうぞ
ご提案フォームを開く