コラム
結論を最初に書きます。
ChatGPTなどを活用するコツとして、例えば何かの伝え方を検討する時は
相手の視点から自分を見直すことは、とても重要なプロセスです。
とはいえ、行動をしてからフィードバックをもらうのでは遅すぎますし、
かといって、誰かに事前チェックしてもらうのも面倒です。
自分ひとりではなかなか難しい「相手側の視点に立つこと」も、
ChatGPTを使えば、手軽に実施できます。
いくつかの例で見てみましょう。
メディアの記者が「相手」となります。
作成したプレスリリースをAIに与えたあとは、
また、ChatGPTに対して、
それらをもとに、プレスリリースを再度練り直してはじめて、
事例はこちらの記事 を参照してください。
事例はこちらの記事 を参照してください。その他にも、
これらの会話のあとであれば、同じ質問であっても、
その後、同じプロンプトであっても、
落としどころを考えた(ような)丁寧なアドバイスになるかと思います。
また、新たな「気づき」が得られることもあります。
考えにくいものです。
AIに「質問を質問する」感覚は、意識していれば徐々に慣れると思います。
ChatGPTをさらに上手に活用してみましょう。
付記:
(※) 誰かがおっしゃっていましたが、
ChatGPTの真骨頂は、こちらから「質問する」ことではなくて
こちらへ「質問させる」ことにある、と。
そのとおりだと思います。
ChatGPTなどを活用するコツとして、例えば何かの伝え方を検討する時は
▲ どのように伝えればいいですか?というプロンプトではなく、
○ 相手から来そうな質問を教えてください。がおすすめとなります。これが逆視点です。
相手の視点から自分を見直すことは、とても重要なプロセスです。
とはいえ、行動をしてからフィードバックをもらうのでは遅すぎますし、
かといって、誰かに事前チェックしてもらうのも面倒です。
自分ひとりではなかなか難しい「相手側の視点に立つこと」も、
ChatGPTを使えば、手軽に実施できます。
いくつかの例で見てみましょう。
【例1】プレスリリースを作る時
例えば、プレスリリース(マスコミへの発表文)であれば、メディアの記者が「相手」となります。
作成したプレスリリースをAIに与えたあとは、
▲ 修正して仕上げてくださいではありませんよ。記者を想定して、
○ 記者から尋ねられそうな質問を挙げてくださいというプロンプトで、逆質問をもらいます。
また、ChatGPTに対して、
○ 欠けている事項があれば指摘してくださいというプロンプトを送ることも、逆視点と言えます。
それらをもとに、プレスリリースを再度練り直してはじめて、
○ 修正して仕上げてくださいの出番となります。
事例はこちらの記事 を参照してください。
【例2】タクシー運転手に自動車保険を売り込む場合
あなたが保険のセールスだったとします。▲ どういう切り口で売り込めばいいですか?と、自分の視点で尋ねるよりも、
○ タクシー運転手が自動車保険で悩んでいそうなことは?という相手の視点で探りをいれたほうが確実です。
事例はこちらの記事 を参照してください。その他にも、
○ タクシー運転手が自動車保険セールスに対して抱いている、良い印象と悪い印象を教えて下さいというプロンプトも有効です。
これらの会話のあとであれば、同じ質問であっても、
○ どういう切り口で売り込めばいいですか?というプロンプトへの回答の精度が上がります。
【例3】上司に残業を減らしてほしいと伝えたい場合
率直に▲ どういうセリフで伝えればいいですか?とAIに尋ねてもいいのですが、残業を減らしてほしいと伝えた時に、
○ 上司がどのような印象を持つか、上司の心の声を教えてください
○ 上司からどのような反応がくるか、想定できるセリフを教えてくださいなどのプロンプトを一回実施しておきます。
その後、同じプロンプトであっても、
○ どういうセリフで伝えればいいですか?を送信した結果は、
落としどころを考えた(ような)丁寧なアドバイスになるかと思います。
また、新たな「気づき」が得られることもあります。
【まとめ】
逆側の視点は、人間の想像力ではなかなかマンネリになって考えにくいものです。
AIに「質問を質問する」感覚は、意識していれば徐々に慣れると思います。
ChatGPTをさらに上手に活用してみましょう。
付記:
(※) 誰かがおっしゃっていましたが、
ChatGPTの真骨頂は、こちらから「質問する」ことではなくて
こちらへ「質問させる」ことにある、と。
そのとおりだと思います。
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